~あつた編~ 最終回
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妖怪 たまにゃん(創作童話)です!
初めての方は、1~8を読んでから
お進みくださいまし~♪
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~あつた編~ 最終回
ー帰りのバス その3ー
「真っ暗な外を見ながら、もうすぐ砺波駅だよね、時間、大丈夫かな」
<土用殿>の処理が終わって、息つく間もなく、
次の処理が待っていました。
それは、あの大楠。
午前中、足を運んだ時でさえ、強烈な、
ピシ~ッ!! と身体に、ヒビが入るような
痛みがありましたから、どうしたものかと
考えあぐねていました。
「なんか、上から バシッ て、するんだよね・・・何がいいんだろう・・・」「そうだ! ィv(▼ω▼メ)ゞ 剣を使おう!!」
私は、大きな 大きな 剣をイメージします。
そして、無駄な力を 使わないでいいように、
高い、高いところから、この剣を落とすことにしました。
高ければ 高いほど、地面に落ちた時の衝撃は 大きいですから。
大楠の上空、高くから、手を放します
大きな剣 が 落ていきます。
剣は、どんどん加速して、まっすぐ、落ていきます。
落ちていくときは、シュルシュル、シュルシュル、
と空気を削るかのような音をたて、
思い切り、大楠をつらぬき、地面に ガァシッ!!
と深く、刺さりました。
大楠は、 バキッ~!!
と大きな爆音をたて、地面には、
地響きが起こり、砂埃が舞い上がりました。
「お、お、お、おぉ~い?!大丈夫かい?!大楠さん?!」「○×#’△$~&”:+*!!」 (← タブン大丈夫 と言っている)地中深く、剣のささった大楠の幹から、
グレーの半透明な、煙のような、
陽炎のような、ゼリー状のような、
とでも言えばいいでしょうか、
(モワ~ワワ~、モワ~~ワワ~)
っと出てきました。
「これか?! 災いの正体は」私は、さらに この剣に、赤竜を呼びます。
赤竜は、地中に刺さった剣に巻きつくように、
地下から出てきました。
「おお!これぞまさしく・・・倶梨伽羅不動さま!!」
煙のようなものが、赤竜の炎で、消えていきました。
私は、災いの元が消えたことを確認し、大楠に刺さった、
剣を抜き取り、空に置きました。
もちろんすべて遠隔で操作しています。
「それにしても、どうしようこの・・・倶梨伽羅不動の剣・・・
みき姐??・・・なんかちがうなぁ。
ん~~~、このままにしておくの??いや、ちがうみたい
ん??私か?! 私が引き取るにしても、大きすぎるやろ?!」そう言うと、倶梨伽羅不動の剣は、
まるで、孫悟空の如意棒のように、
ゆっくりと旋回しながら、小さくなり、
私の耳の後ろに収まったようでした。
( ウフフ、イヤリングだ(^^)v )
ちょうど、高岡駅が見えてきました。
「時間的に うまくいくものなのね」無事、帰宅したのは いいのですが、
その晩、私は身体中が、ガチガチ、
痛くて、痛くて、お塩の袋を身体に乗せて寝ました。
つまり、塩袋ないと、一睡もできないくらい
しんどかったんだ~~~~~!!
翌日、ミミズクさんから、ラインで、もらったのは
(昨晩、あつたからの竜脈が、通ったよ!!
もしかして、たまちゃんの おかげかな?!)
それをみた私は、
「そうだったのか・・・そんで、こんなに大変な目にあっているのか・・・」なんとなく、納得するものの、もう、
身体は、重くて、痛くて、ボロボロで・・・。
みき姐に電話してみます。
みき姐も、とんでも?! な、ご様子のお身体で?!
「死にそうだよ!!」早速、昨晩のバスの中での
遠隔封印解除の話をしたら、
「キャンドルサービス、おかわりね」
ってことで、 おかわり が必要なくらい、
今回の封印解除は、大変だったということです。
まいった、まいった もうかんべんしちょくりょ(*_*)
~あつたさま 後編~ おしまい
いかがでしたでしょうか?
以外に、このホラー?な童話 好評だったようで
メール等で、反響を感じております。
とにかく、想像の翼を広げて・・・
私的には、まだまだ、未熟なな作品ですが、
楽しんでいただけたこと 嬉しく思います。
次回は・・・気が向いたら書きますね(^^;
ホラーな たまにゃん でつ♪ ハコイリ たまちゃん でつ ー ありがとうございます ー